6月9日 アホの憂鬱。。

梅雨を前に週明けの慌しい一日。電話もメールも多め。。

数ヶ月前から着手している開発中の新商品。いよいよ現実的な話になってきた。
建築構造的にトラスの原理を多用している商品で、大学教授や一流の構造技術者にも携わっていただいている。

今日出来たばかりの参考資料を送付した件でF構造設計のY所長からの電話。

構造的に改良して欲しい点があるとの指摘。
「そもそもトラスの原理は・・・・」とY所長。。
「水平弦トラスの斜材の角度ででもっとも有利な・・・・応力が変な方向に・・・・・・・・」

完全に勉強不足・・・早速昔とり損ねた杵柄。。。ではないが参考資料を引っ張り出し。。
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まさに意味不明・・・猫に小判とはこのこと。。。
高校時代の数学は「2」あの、知る人ぞ知るボンクラ校で1に近い方の2・・・
そういや「力学」なんて学科があってクラスメイトに教師に気付かれずに授業中寝れる技を身に着けたと自慢していた・・・  後悔すでに遅し・・・
夕方のひと時。アホの憂鬱にひたる・・・・
夜9時。気を取り直して残業スタート。。
「アホでもいける数学講座」
なんて広告メールがきたら一発で騙されて入会しそうな心境。

今の時代PCさえあれば電卓と関数を駆使する必要もなく。。
円でも球でも3DCADさえあれば高度な演算もクリックするだけで出来てしまう時代。だからといって関数演算が出来なくてもいいとは一言では言い切れない。

ものづくりをする人間にとって、あるターゲットに対して着想する上で基本的な概念が備わっていないと、標的にたどり着くまでに時間がかかりビジネスとしても思惑通りにはいかない。コンピューターに頼りがちな現代でもものづくりの世界では、経験豊富なベテランアナログ人間じゃないとわからない事だらけ。
きちんと基本を理解して、物を実際に触れながら五感で掴み取ったノウハウはコンピューターを扱っていても得ることはできない。

経験という一言で言い表せるような時間的な問題でもなく、数々の苦労と経験を蓄積してこそ企業価値的な「ノウハウ」があるような気がする。卓上の理論もぶっ壊して確かめる物理も両方必要。

同じ物をつくるだけ、似たような事を繰り返し続けるだけの企業より、常に挑戦を続ける企業でありたい。挑戦の先には失敗もあるが失敗もノウハウのひとつ。挑戦する姿に特定の美徳感があるわけではないが、物をつくる仕事は持っているノウハウを活かしてこそ。

ブリジストンがF1にタイヤを供給できるようになるまでの試行錯誤をラジオで聞いたことがある。そこには膨大な数のトライ&エラーを繰り返しながら、あきらめず挑戦し続ける企業の姿があったわけで、プロジェクトXみたいな話だったのを思い出す。
どんな企業だっていろんな「ノウハウ」を最初っからもってたわけじゃない。努力して得ている。

過度な演算が苦手な話から脱線したな・・・・さ、、仕事。仕事。。
画面上では関数演算をあきらめ3DCADにお願いしながら分析。。。
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ん・・・さっきまで基本的にどうのこうのと言っていた意気込みはどうした??
by artcool | 2008-06-09 23:44

熊本県八代市で働く鉄工所3代目社長日記。


by artcool
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